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自分流の英語
以前からやっている番組で英語でしゃべらナイトという番組があります。前から知っていたけどあまり見る機会がなかったのですが、先週の月曜日の放送をビデオに撮って見てみました。ちょうど以前にハリウッドスターなど著名人にインタビューしたものをまとめたものでした。
オーランド・ブルームは呆れるくらいのナイスガイで感心しました。以前ロード・オブ・ザ・リングで見たとき、あまりによく出来た顔で同じ男ながらちょっと感動したものですが、今回はそのときの印象とは随分違っていました。ジェニファー・ロペスは昔サタデーナイトライブで見たときと同じ陽気でフレンドリーな印象を受けました。 なかでもジャッキー・チェンのインタビューが印象に残っていて、ジャッキー曰く「自分がどんなに頑張っても完璧な英語は話せない。でも私の英語はジャッキー英語なんだ」。つまり上手には英語を喋れないけど自分なりの英語を話しているんだということなんだと思います。確か「ラッシュ・アワー2」のとき共演したクリス・タッカーが「ラッシュ・アワー1のときはジャッキーが何を言っているのか分からなかった」というような事を言っていたのを思い出しました。確かにジャッキーの英語は特有の訛りがあるというか、私達日本人にも共通するところでしょうが、英語の発音に合った母国語ではないんだと思うのです。でもインタビュー番組でも必ず英語で喋りますし、聞く側もジャッキーのそういう英語を理解したうえで会話しているんです。 私も子供のときから英語を喋っていたのと違うので、頑張っても上手に喋れるようにならなかったんです。最初はそれが恥ずかしかったのですが、次第に自分の伝えたいことを英語で頑張って話せば大抵相手は理解しようとしてくれるということに気づいて私なりの英語でいこうと思うようになりました。ジャッキーのインタビューを聞いていてそんなことを思い出しました。 ところでこの番組のインタビューで面白いのが、出演者が通訳を介してインタビューするのではなく、自分なりの英語で喋るところに面白さがあると思いました。流暢ではないのかもしれないですけど、一生懸命英語で話して、それにハリウッドスターが真摯に答える、そのやりとりが新鮮でした。下手でもいいと思うんです。英語が喋れると楽しいですね。
by yoshix619
| 2005-05-15 23:08
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